OCTAとは

OCTA(Open Computational Tool for Advanced material technology)とは、名古屋大学 土井正男教授(現東京大学)をリーダとして、経済産業省、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の出資により化学技術戦略推進機構(JCII)において実施された産学連携プロジェクト(1998年8月-2002年3月)で開発されたソフトマテリアルに対する統合的なシミュレータです。このプロジェクトの目的は、ソフトマテリアルのミクロな分子特性とマクロな材料特性を仮想実験技術によって結びつけることです。また、本ソフトウェアは、科学技術振興機構(JST)のCRESTプログラム、さきがけプログラムの混合型領域におけるシミュレーション技術の革新と実用化基盤の構築のひとつのテーマの「多階層的バイオレオシミュレータの研究開発」でも開発が進められています。
現在OCTAは、産業界への普及を目指して、フリーソフトとして無償で公開されていると同時に、商用版が提供されています。アドバンスソフトにおいても、OCTA委員会殿より、OCTAの商用利用の権利を認めていただき、2006年より商用版を提供することになりました。

OCTAの詳細については、OCTAホームページhttp://octa.jpをご覧下さい。

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