| 発行年月 | 2016年12月6日 |
| タイトル | 音響解析ソフトウェア Advance/FrontNoiseへの無限要素の導入 |
| 言語 | 日本語 |
| 著者① | 松原 聖 |
| 著者所属① | アドバンスソフト株式会社 代表取締役社長 |
| 著者② | 尾川 慎介 |
| 著者所属② | アドバンスソフト株式会社 第 1 事業部 |
| 要約 | 音響解析ソフトウェア Advance/FrontNoise は有限要素法に基づくソフトウェアである。近年は大規模問題に対する高速な処理が可能であることから、音響解析には有限要素法が利用されている。しかし、有限要素では外部問題が不得手であるという欠点があった。今回はその欠点を補うことを目的として、放射など外部問題（3 次元無限領域問題）を解くために、従来の有限要素解析に対して無限要素機能を導入した。無限要素を利用することにより、これまでより高速に外部問題を解くことができるようになり、有限要素の格子を設定した以外の領域の観測点においても、音圧や粒子速度の物理量を得ることができるようになった。本稿では、無限要素の原理とその使い方、および、精度・処理速度等のテスト結果を示す。それらにより、有限要素法のソフトウェアが外部問題に対して有効であることを示し、大規模問題に対しても適用可能であることを実証した。 |
| 書誌情報 | アドバンスシミュレーション 2016.12 Vol.23 |
| DOI | 10.69290/j.000859-vol23 |
| キーワード | 音響解析、有限要素法、無限要素、放射問題、外部問題 |
| ページ数 | 33 |
