| ファイル名 | アクション |
| simlib_magazine_876.pdf |  |
| 発行年月 | 2017年7月18日 |
| タイトル | 管路系流体解析ソフトウェアへの陰解法導入による計算効率の向上性検討 |
| 言語 | 日本語 |
| 著者 | 秋村 友香 大須賀 直子 三橋 利玄 |
| 著者所属 | アドバンスソフト株式会社 第 3 事業部 |
| 要約 | Advance/FrontNet/Γ では、流体の基礎方程式の時間積分法として、陽解法を採用している。陽解法は、圧力伝播解析や多成分ガス解析などの圧縮性が支配的な流れの解析や、大規模管路系を比較的大きな格子でモデル化した場合には、効率良く高精度で計算することができる。しかしながら、大規模で複雑な管路系の準定常解析、比較的緩やかな成分変動解析や温度変動解析、気体と液体や超臨界が混在して解析などに用いられる時間刻み幅が液体等の大きな音速によって制限されるため、解析に要する計算時間が多大になることがある。そこで、多大な計算時間を必要とする解析の計算効率化および高速化を図るために、従来の陽解法に加えて新たに陰解法の開発を行い、Advance/FrontNet/Γ に実装を行った。次に、陰解法を用いた解析を行い、陰解法が陽解法に比べて高速で効率的に計算されていることを示した。本稿では、開発を行った陰解法の数値解法、陰解法を用いた事例解析による計算効率の向上性の検討について報告する。 |
| 書誌情報 | アドバンスシミュレーション 2017.7 Vol.24 |
| DOI | 10.69290/j.000876-vol24 |
| キーワード | 管路系、流体解析、過渡解析、1 次元流れ、実規模解析、陰解法、計算効率化・高速化、Advance/FrontNet/Γ |
| ページ数 | 38 |