著者湊 明彦
定価¥2,619 (税込)
形態A5版/97頁/ハードカバー
発行所アドバンスソフト出版事業部
発行日2009.9.17
ISBN978-4-9903316-0-3

単行本としては分量が少ないのですが、1つのテーマでまとまった内容ですので、読者には通読しやすくなっています。実用問題に取り組んだ経験から、若い人がこれだけ知っていれば専門家と議論できるということを取り上げました。

目次

第1章 気液二相流の力学
1.1 気液二相流とは
1.2 流動様式
1.3 用語と定義
1.4 ボイド率の計測
1.5 気液速度の関係
1.6 気泡
1.7 液膜
1.8 水平管のスラッギング
1.9 圧力損失
1.10 1次元沸騰流圧損の計算
1.11 熱伝達
1.12 沸騰熱伝達
1.13 凝縮熱伝達
1.14 圧力波と水撃
1.15 臨界流
1.16 流動不安定
1.17 ポンプ二相流特性
1.18 気泡振動のRayleigh-Plessetの式
1.19 火山の二相流現象

第2章 気液二相流の数値解析
2.1 二相流の基礎式
2.1.2 Navier-Stokes の式
2.1.3 乱流
2.2 非圧縮性単相流の数値計算法(SMAC法)
2.3 VOXEL格子
2.4 非圧縮性二流体モデルの数値計算法
2.4.1 対称疎行列PCG解法
2.4.2 解析結果のグラフィック表示と動画化
2.5 圧縮性単相流の数値解法(Godunov法)
2.6 圧縮性二流体モデル数値計算法
2.6.1 爆轟解析
2.7 非圧縮性界面追跡法(VOF法)
2.8 輸送計算の高精度化、安定化
2.9 有限体積境界の圧力
2.10 二流体モデルの運動方程式の付加質量の考慮
2.11 二相流-固体連成解析
2.12 二相流解析技術の現状と課題
参考文献