アドバンスシミュレーション Vol.8, 末光 啓二, 徳永 健一, 近年の計算機能力の飛躍的向上を背景として、産業界での製品に対する品質向上への要求から設計における大規模構造解析シミュレーションのニーズが高まっています。そこでは、大規模なメッシュをどのように作成していくかという課題があります。この問題に対しては、当社で販売する汎用構造解析ソフトウェアAdvance/ FrontSTRでは、幾つかの仕組みを用意しています。ここでは、そのための仕組みのひとつであるメッシュ細分化機能「リファイナー」について報告します。本機能を利用することで、高精度な解析を簡単に実行することが可能となります。さらに、並列計算機を利用した高速処理が可能なAdvance/ FrontSTRを利用することで、高精度かつ高速の構造解析を実施することが可能となりました。 ここでは、「リファイナー」のアルゴリズムと基本性能、および、「リファイナー」を利用した標準的なCT試験片の応力集中解析を効率的に実施できることについて述べます。また、本稿の最後には、この「リファイナー」を利用した超大規模な(1億8000万自由度)解析を実施したことを報告します。これらの内容を通して、高精度かつ高速な解析方法が実用化できていることを示します。(PDF:816KB)

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