アドバンスシミュレーション Vol.19, 加藤 國男, 大家 史, 松原 聖, 国際海事機関(IMO)は、船員の保護のため2014年7月1日以降に契約する船舶および2015年7月1日以降に建造する船舶の居住区の騒音は客船の居室並みの騒音以下になるよう規制することを採決し公表しました[1]。船舶の居住区の騒音は、機関室で発生した振動が船体構造を伝搬して居室壁を振動させ、それが音源となって居室の騒音となるという伝搬が主な伝搬経路です。本稿では、従来実施されてきましたSEA 法よりも精度良く予測できる可能性のある手法を提案します。本手法は、構造解析ソフトウェアAdvance/FrontSTRで音源を求め、音響解析ソフトウェアAdvance/FrontNoiseで音響伝搬を求める構造音響解析(一方向の連成解析)に基づいた手法です。

[1] 一般財団法人日本海事協会 秋季技術セミナー資料, “IMOにおける線内騒音規制の動向,” http://www.classnk.or.jp/hp/pdf/reseach/seminar/ri2013_03.pdf, 2013(PDF:1,166kB)

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