ファイル名アクション
simlib_magazine_498.pdf
発行年月 2011年10月4日
タイトル音響解析ソフトウェアAdvance/FrontNoiseによる大規模解析
言語日本語
著者①松原 聖
著者②桑原 匠史
著者所属①アドバンスソフト株式会社 技術第 5 部
著者所属②アドバンスソフト株式会社 技術第 3 部
要約従来の音響解析は、あらかじめ設計上でクリティカルになる部位を設計者が想定し、その部位に対する解析を行うことが一般的であった。近年の計算機能力の飛躍的向上を背景として、産業界での製品に対する品質向上への要求から製品全体に対する大規模シミュレーションのニーズが高まっている。このような背景から、音響解析ソフトウェア Advance/FrontNoise を、一千万要素を超える大規模な計算に適用することを目的として Advance/FrontNoise を改良した。ここでは、主として並列機能を改良し、その性能について計測した。ここで報告するモデルの最大規模は、8300 万要素、1400 万節点、2800 万自由度である。このモデルにつき、16 並列の計算機で、1 周波数当たり処理時間 2 時間で結果を得た。本稿では、大規模解析とその並列性能について報告する。また、Advance/FrontNoise には従来からの並列機能もあったが、それは大規模計算のためというより高速な処理を行うためであった。ここでは、従来の機能と改良した機能との比較も行う。
書誌情報アドバンスシミュレーション 2011.10 Vol.9
DOI10.69290/j.000498-vol9
キーワード音響解析、並列計算機、並列化、大規模計算
ページ数9