| 発行年月 | 2011年10月4日 |
| タイトル | 材料設計統合システムとその利用事例 |
| 言語 | 日本語 |
| 著者 | 奥野 好成 |
| 著者所属 | アドバンスソフト株式会社 技術第 2 部 |
| 要約 | 材料設計統合システムの開発を進め、プロトタイプを完成した。材料設計統合システムでは、材料設計統合プラットフォームを中核とし、種々のシミュレーション手法に基づくソフトウェアを計算ソルバーとして位置づけ有機的に統合して、全体として高度で複雑なシミュレーションを実行できる。材料設計統合プラットフォームは、分子・結晶・高分子・カーボンナノチューブ構造の構築、計算条件の設定、計算ソルバーへのインターフェイスを担う。また、量子化学計算手法、密度汎関数法、バンド計算手法、分子力学法、分子動力学法、粗視化動力学法のシミュレーションが可能なものを計算ソルバーとして揃えている。これらのシミュレーション手法を目的に応じて使い分け、または組み合わせた解析を行うことができる。従って、分子、タンパク質、ポリマー、結晶、固体、液体、気体等、多岐にわたる材料をトータルに解析することが可能である。実際、材料設計統合システムを利用した解析をいくつか行った。ここでは、材料設計統合システムの内容とその操作法とその利用事例について説明する。 |
| 書誌情報 | アドバンスシミュレーション 2011.10 Vol.9 |
| DOI | 10.69290/j.000493-vol9 |
| キーワード | Material Design, Ab initio calculation, density functional, molecular dynamics, first principle calculation |
| ページ数 | 13 |