発行年月 | 2025年7月3日 |
タイトル | 欧米における次世代スーパーコンピュータの状況 |
言語 | 日本語 |
著者① | 高橋 邦生 富塚 孝之 |
著者② | 松原 聖 |
著者所属① | アドバンスソフト株式会社 熱流動エンジニアリングセンター |
著者所属② | アドバンスソフト株式会社 代表取締役社長 |
要約 | 欧州では欧州 HPC 事業共同体主導のもと、JUPITER、Alice Recoque などエクサスケールの HPC 整備が進んでおり、高いエネルギー効率と AI 統合を重視したアーキテクチャが採用されている。並行して分散型の AI ファクトリー13 拠点を通じて、HPC と AI の融合を推進し、研究・産業双方における AI 基盤の構築が進行中である。一方、米国では、El Capitan、ATS-5、ATS-6 といった国家安全保障を担うスパコンがエネルギー省の部局を中心に導入および計画されており、AI や機械学習を取り込んだシミュレーションの実現を目指している。また、米国科学財団は学術研究支援を目的に Horizon システムを開発中である。本稿では、米国と欧州における次世代スーパーコンピュータの動向と戦略を概観し、計画の背景、構成、応用分野を詳細に比較検討し、欧米の特徴および差異についてまとめた。 |
書誌情報 | アドバンスシミュレーション 2025.7 Vol.32 |
DOI | 10.69290/j.001189-vol32 |
キーワード | El Capitan, ATS-5, ATS-6, Horizon, Jupiter, Hunter, Herder, Blue Lion, Alice Recoque |
ページ数 | 17 |