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発行年月 2025年7月3日
タイトル組合せ最適化と量子アニーリング
言語日本語
著者徳永 健一
鈴木 拓実
著者所属アドバンスソフト株式会社 第 2 事業部
要約組合せ最適化問題は、厳密解を求めるには従来の計算機では膨大な時間を要する場合があり、ヒューリスティックな近似解法や、機械学習の利用など様々な工夫が考えられてきた。量子アニーリング理論は組合せ最適化問題を解くことを主な目的として発展した理論であり、 多項式時間アルゴリズムが発見されていない難しい問題に近似解を与える手法の一つとして注目を集めている。 本稿では、量子アニーリングを古典的コンピューター上に再現された実装の一つである dwave-neal を用いて、 いくつかの組合せ最適化問題を解いた例を示し、 これからの産業界とヒューリスティックアルゴリズムの関連について概観を述べる。
書誌情報アドバンスシミュレーション 2025.7 Vol.32
DOI10.69290/j.001179-vol32
キーワード組合せ最適化, メタヒューリスティック, イジング模型, QUBO
ページ数8