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発行年月 2012年10月15日
タイトル音響解析ソフトウェアAdvance/FrontNoiseによる大規模解析 -続報-
言語日本語
著者松原 聖
著者所属アドバンスソフト株式会社 第 1 事業部
要約音響解析ソフトウェア Advance/FrontNoise は、当初、流体解析ソフトウェアや構造解析ソフトウェアとの連成を行うために開発が開始され、主として内部問題に適用してきた。その後、そのソフトウェアをベースに、大規模計算向けのソルバーとして発展させてきた。このたび、億のオーダーのモデルを取り扱うことを目標として改良を行った。本稿では、収束性を改善するためにソルバーを整備し、合わせて、いくつかの性能について計測したことを報告する。これまでにも大規模な解析の報告を行ってきた[1]。今回、改良したソルバーとそれを利用して、さらに大規模な解析が可能となったので、その内容について報告する。本稿で報告するモデルの最大規模は、4 億 2000 万要素、7000 万節点、1 億 4000 万自由度である。このモデルを、48 並列の計算機で、1 周波数当たり処理時間 8 時間で解析可能となった。
書誌情報アドバンスシミュレーション 2012.10 Vol.13
DOI10.69290/j.000545-vol13
キーワード音響解析、並列計算機、並列化、大規模計算
ページ数12