アドバンスソフト株式会社が参加するプロジェクト『次世代シビアアクシデント解析コードZELOSSAの開発』国⽴⼤学法⼈東京⼤学(研究代表者︓⾼⽥孝(原⼦⼒専攻))が、文部科学省の「国家課題対応型研究開発推進事業」における原子力システム研究開発事業(大規模チーム)に採択されましたのでお知らせいたします。

プロジェクトの背景と目的
福島第一原子力発電所事故以降、シビアアクシデント(SA:過酷事故)時の安全評価は極めて重要な課題となっています。現在、SA評価においては海外製コードへの依存度が高く、国内で独自に保守・改良できる解析基盤の確立が急務とされています。また、次世代軽水炉の安全評価においては、3次元的な挙動の評価が一層重要になります。
本プロジェクトは、こうした背景を踏まえ、SAの事象進展を一貫して評価できる純国産の次世代シビアアクシデント解析コード「ZELOSSA」を開発するものです。
「ZELOSSA」開発の概要
本開発では、以下の2つのフェーズを通じて段階的に機能強化を図ります。
- ZELOSSA1:既存のSA解析コードとの互換性を考慮しつつ、計算の高速化および安定性の向上を図ります。
- ZELOSSA2:さらに高度な安全評価を可能にするため、3次元熱流動解析機能を新たに組み込みます。
開発されたコードは参加機関に無償で配布され、ユーザー会を中心に利用技術の向上と継続的な保守・改良を進めるとともに、開発・妥当性確認のプロセスを通じて、今後の原子力安全解析を担う人材の育成も目指します。
当社の役割
当社(アドバンスソフト株式会社)は再委託先機関として本プロジェクトに参加し、主にプログラム作成を担当いたします。当社がこれまでに自社開発してきた3次元圧縮性熱流動解析コード「Advance/BAROC」等の知見を活かし、国産解析基盤の確立に貢献してまいります。
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