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simlib_magazine_491.pdf
発行年月 2011年7月12日
タイトルAdvance/FrontSTRの固有値解析機能のベンチマーク解析
言語日本語
著者松原 聖
大家 史
著者所属アドバンスソフト株式会社 技術第 5 部
要約汎用構造解析ソフトウェア Advance/FrontSTR の固有値解析機能に関して報告する。当社では、アドバンスシミュレーション Vol.3 で紹介したように、大規模で高速な固有値解析のアルゴリズム等を実用化すべく開発を進めている。これらの開発は現在進行中である。本稿では、その途中段階として、「中規模データ」に対する固有値解析のベンチマークを行った内容を報告する。本稿では、中規模とは百万自由度から数百自由度前後の問題、小規模とは数十万自由度の問題、大規模とは一千万自由度を超える問題のことを呼ぶものとする。本ベンチマークでは、中規模問題(10 万自由度から 240 万自由度の大きさのデータ)に対して、その精度および並列化による高速化の効果を測定した。その結果、十分に大きいサイズの問題では、16CPU では 12 倍程度の処理速度(12 分の 1 の処理時間短縮)を得ることができたことを報告する。
書誌情報アドバンスシミュレーション 2011.7 Vol.8
DOI10.69290/j.000491-vol8
キーワード構造解析、固有値解析、並列化、大規模、高速化、精度
ページ数11