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simlib_magazine_508.pdf
発行年月 2011年12月13日
タイトル構造解析ソフトウェア Advance/FrontSTR
言語日本語
著者松原 聖
袁 熙
末光 啓二
大家 史
徳永 健一
著者所属アドバンスソフト株式会社 技術第 5 部
要約大規模なプラントでは、プラント全体が相互に関係して、固有の複雑な事象が発生する。しかし、その全体を計算機上でシミュレーションした場合には、その対象の広さから大規模で複雑なシミュレーションを実施することとなり、非現実的な計算機リソースを必要とすると考えられてきた。従って、従来の数値解析では、あらかじめ設計上でクリティカルになる部位を設計者が想定し、その部位に対する解析を行うことが一般的であった。このような従来の手法に対して、近年の計算機能力の飛躍的向上、およびプラントの性能向上への要求等を背景として、プラント全体に対する大規模構造解析シミュレーションのニーズが高まっている。このニーズに対応するためには、大規模な解析を可能にすること、複雑な解析対象の解析を可能にすること、という 2 つの課題がある。本稿では、当社の構造解析ソフトウェア Advance/FrontSTR[1][2]における、ここに示した 2 つの課題に対する取り組みについて述べる。
書誌情報アドバンスシミュレーション 2011.12 Vol.10
DOI10.69290/j.000508-vol10
キーワード構造解析、大規模解析、高速化、部品アセンブリ、メッシュ細分化、連成計算、並列計算機
ページ数9