| 発行年月 | 2011年12月13日 | 
| タイトル | 建物内の火災安全・防災のためのシミュレータ Advance/EVE SAYFA 2.0 | 
| 言語 | 日本語 | 
| 著者① | 吉岡 逸夫 | 
| 著者② | 浜野 明千宏 三橋 利玄 | 
| 著者所属① | アドバンスソフト株式会社 技術第 4 部 | 
| 著者所属② | アドバンスソフト株式会社 第 2 事業部 | 
| 要約 | 建物内の火災安全・防災のためのシミュレータ”EVE SAYFA ;Enhanced Virtual Environment Simulator for Aimed and Yielded Fatal Accident”は、2002 年から 2007 年にかけて実施された「革新的シミュレーションソフトウェア開発プロジェクト」で開発されたプログラムである。この EVE SAYFAに対して、アドバンスソフト株式会社が特に火災解析機能の強化を図ったものが Advance/EVE SAYFA2.0 である[1]。EVE SAYFA 2.0 は、急激な火災現象の解析にも適用可能とするために、建物内の火災延焼解析と管路系ガス過渡解析ソフトウェア Advance/FrontNet/Γ による換気系モデルの連成計算を行うことができる[2]。この計算機能は、従来の火災、煙層高さ、二酸化炭素濃度などの解析に加え、急激な火災時に起こりえる換気系内の逆流などによる流量大変動時の圧縮性効果を適切に取り扱うことができる点が最大の特徴である。また、EVE SAYFA 2.0 は二層ゾーンモデルの他、着目している部屋の火災詳細解析のために 3 次元火災・熱流動解析プログラムと連成することができる。本稿では、EVESAYFA 2.0 について、原子力関連施設における火災シミュレーションへの適応性に焦点をあてて解説する。 | 
| 書誌情報 | アドバンスシミュレーション 2011.12 Vol.10 | 
| DOI | 10.69290/j.000506-vol10 | 
| キーワード | Advance/EVE SAYFA 2.0、NFPA805、急激火災、換気系、二層ゾーン、圧縮性、二酸化炭素、酸素、すす、フラッシュオーバー、バックドラフト、3 次元解析、連成解析、CFAST、FDS | 
| ページ数 | 12 | 

