ファイル名アクション
simlib_magazine_609.pdf
発行年月 2013年8月22日
タイトル爆燃および爆轟の数値シミュレーションについて
言語日本語
著者富塚 孝之
中森 一郎
著者所属アドバンスソフト株式会社 第 2 事業部
要約近年、産業技術および科学技術の発展とともに数値計算技術も大きな飛躍を遂げ、航空宇宙、原子力、自動車および気象分野などで数値シミュレーションが実用的に利用されてきている。安全工学分野においても、従来、実験式や経験式を用いてリスク評価や安全指標作成が行われていたが、製造・運用プロセスの複雑化と現象(漏洩、燃焼、爆発など)の詳細機構が解明されてきたことに伴い、数値シミュレーション結果をリスク予測や安全指標に取り入れる傾向が出てきた。特に燃焼や爆発については詳細反応機構と流体力学をカップリングさせた数値シミュレーションを行うことにより、実験では計測できない物理情報を得るところまで来ている。本稿では爆発現象の中でも特に可燃性ガスによる爆燃および爆轟に対する数値シミュレーションの現状について紹介する。
書誌情報アドバンスシミュレーション 2013.8 Vol.16
DOI10.69290/j.000609-vol16
キーワード爆燃、爆轟、燃焼、数値シミュレーション
ページ数7